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欧州における皇帝とは、例え武力を持って得たものであっても、便宜上・形式上、地域の権力者(王など)に推戴されて皇帝を称する 解りやすい例はナポレオン、フランスは下より各国に自らを皇帝に推戴させて皇帝に戴冠した 欧州では、諸侯(王)に推戴されその上に君臨するのが皇帝(エンペラー)と言う図式なので、他地域の政治体制を比較した際、この図式に当てはめて大よその地位を比定する この場合、推戴の有無ではなく権威の構造(権力ではなく権威の構造)に当て嵌めたものと思われる インドはマハーラージャの下に各地の土侯王(ラージャ)を従えていた 19世紀後半、ヴィクトリア女王はインド皇帝に推戴されインド皇帝を兼ねたことから、権威の構造を下に諸外国の皇帝にある地位をエンペラーに比定しているものと推測される 中華王朝は複雑で欧州のそれとは歴史的経緯は異なるが、帝国の中に内国(例、漢帝国の魏王国他)や、周囲に属国(朝鮮他)を抱えているので、エンペラーに比定できるのだろう 日本も、諸大名の上に将軍(大君)、その将軍を宣下するのが天皇と言う構図なので、エンペラーに比定しても間違いではないだろう エンゲルベルト・ケンペルは、18世紀初頭に、日本には、聖職的皇帝(=天皇)と世俗的皇帝(=将軍)の二人の支配者がいると説明しているので、権威の順序などに混乱こそあれど、日本の権威の体制が皇帝(エンペラー)によるものであると理解している 従って、天皇をエンペラーに比定することは間違いと言う訳でもない
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