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2012/01/28 08:30

美人助けたら最悪が最高になったww

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1:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 15:07:41.98 ID:o9u4DRwm0



佐々木





語らせて下さい。







2:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 15:08:12.30 ID:NN9H3BQS0


わくわく





4:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 15:09:01.40 ID:1GUcpS4p0


そしてまた最悪になるといいな





5:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 15:09:29.35 ID:o9u4DRwm0


遅いですけど聞いて下さい。

まずスペック



俺 ♂17(当時) フツメン(と願ってる)

174/65 彼女いない歴=年齢 DT



相手 ♀16(当時) めっちゃ美人 佐々木希に似てる

165?/50無いって言ってた 



A ♂17(当時) イケメン 向井理をちょい若くした感じ

175/60 普通にモテてた もち彼女持ち



B ♂17(当時) ちょいイケメン 海老蔵を薄くした感じ

179/70 彼女いた 変態ガチムチ





7:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 15:10:39.83 ID:RZY7/Kih0


全員スペック高いなw





8:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 15:14:26.11 ID:o9u4DRwm0


出会いは俺が高2の時だった。

俺はいつもと同じメンバー(向井、海老蔵とする)と、

いつもと変わらぬ日々を送っていた。





11:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 15:22:48.03 ID:o9u4DRwm0


朝自転車に乗って俺の家に集合~学校が日課だった。

その日は夏休み前で、各々休みは何するだのの話しながら登校してた。

ま、結局いつも通り彼女いない俺は予定などなく、

友が暇な時に俺の家でゲームしたり漫画読んだりと思っていた。





12:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 15:25:15.66 ID:o9u4DRwm0


夏休み入ってからは、予想通りの展開だった。

しかし、友が来ない日ももちろんある。

暇な俺はコンビニに行ったんだ。





14:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 15:29:34.83 ID:o9u4DRwm0


時間は夜8時頃だったと思う。

俺の家からコンビニまでは、

裏道と名付けられた道があり、

そこを通ると2分かからず行ける。

ただ裏道は小さい公園がひっそりとあって、

よくDQNの兄ちゃん達が溜まっている。





15:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 15:33:12.44 ID:o9u4DRwm0


夜はなるべく通らないように

していたのだが、

その日は暑かったのと、

時間もまだ早い方だしいっかって事で、

その道を通った。





16:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 15:34:40.03 ID:o9u4DRwm0


コンビニまでは何事もなく、

ジュースやらお菓子を買って、

今日は徹夜でゲームだなとか思っていた。





19:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 15:43:32.73 ID:o9u4DRwm0


帰りに裏道を通ると、公園に人影があった。

DQNがこの短時間(コンビニで買い物したぐらい)で

集まってるよ。とか思いながらスルーしようとした時、

女の声「本当に無理なんですけど」

男の声「いいじゃん、ちょっとだけ」

って声が聞こえた。






21:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 15:46:02.38 ID:o9u4DRwm0


明らかに知り合いじゃない感じがしたので、

こそっとバレないように聞いていた。

女の声「本当になんですか、やめて下さい」

男の声「だ~か~ら~、ちょっとだけ遊ぼうって言ってるだけじゃんww」

女の声「無理です。放して下さい」

みたいな内容だった。





25:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 15:48:09.17 ID:YrR5vXr20


書き溜めしとけやカス





28:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 15:52:28.29 ID:o9u4DRwm0


俺は勇気を出して人いますよアピールした。

わざとらしくコンビニの袋の音出しながら歩いただけだが、

男は何も喋らなくなった。

よし、今が逃げるチャンスだ!と女に目で合図を送る。

ここで予期せぬ展開





女「助けて下さい!!」

!!!

俺は一瞬、は?何言ってんの?状態になった。





27:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 15:49:51.89 ID:Qym88bzQO


>>1 乙 今度は書き留めてから語れよな





30:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 15:54:18.31 ID:o9u4DRwm0


>>27
すいません。



俺が若干動揺していると、

男が「お前さっさと行けや」

って感じで俺に言ってきた。

どうしよう、助けるべきか逃げるべきか。

すると追い打ちをかけるように、

女「お願いします、助けtfぎぃお!!!」

男は女の口を抑え「少し黙れよ」とか言ってる。





31:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 15:55:07.15 ID:o9u4DRwm0


もうね、これは助けなきゃ男じゃないでしょう!

とか変な正義感に包まれたと思う。

おもむろに「何やってんの?」とか言ったと思う。



男「あ?やっちゃうぞ?」

俺「何をしてくれるの?」

男「てめぇ、なめてんのか?」

俺「なめてませんが?」

こんなやり取りが約30秒続いた。

もしかすると、もっと短かったかもしれないが。





32:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 15:55:29.11 ID:cFb5PFLlO


伊藤リオンいつ出てくんねん





33:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 15:57:50.20 ID:o9u4DRwm0


>>32
出てきません。





女のほうをみると、

若干涙目になっている。

しかもよく見るとめっちゃ可愛い!!

そうか、これはフラグか!と思った。

ゆっくり近づきながら、「手放しなよ」

とか、めっちゃカッコつけた覚えはある。

男は「何だてめぇ?」「マジぶっ殺すぞ」

とか言いながら睨んでくる。





34:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 15:59:04.36 ID:o9u4DRwm0


後2、3メートルぐらいに近づいた時、男は女を放して戦闘態勢に入った。

その瞬間「早く逃げろ!」と言って、男にタックルをした。

もちろんタックルは腰より下に、だ。





35:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:00:11.86 ID:o9u4DRwm0


先手を打たれた男は簡単に倒れた。

女は一瞬何が起こったか分らない風だったが、

俺が「早くしろ!」と怒鳴ったので、

「あ、ありがとうございます」と言って走っていった。

もちろんこの後DQNにぼこられたのは言うまでもない。






37:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:01:32.57 ID:o9u4DRwm0


翌日、向井が家に来た。

向井は俺の顔を見るなり爆笑した。

向井「ちょ、おまww顔wwどうしたのwww」

俺「・・・」

向井「アンwwパンwwマンwwみたいwww」

俺「・・・」





39:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:04:09.42 ID:o9u4DRwm0


そして向井からの質問攻め。

何で顔腫れてるの?とか、どんな感じで殴られた?とか。

まぁ、色々受け答えしてたら、その子可愛かった?と。

可愛いなんてものじゃない!あれは天使、いや女神だ!

俺は興奮して話たからなのか、前日殴られたからなのか、

豪快に鼻血を吹きだした。





40:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:04:52.35 ID:1GUcpS4p0


アンパンマン似ならもてるかもしれんな





42:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:05:19.68 ID:o9u4DRwm0


結局海老蔵もやってきて、2人から質問攻め。

所々で「>>1はケンカ弱いくせにwww」とか言ってくる。

その日はずっと俺が弄られる形で終わった。

それから3日経ったぐらいに

体も普通に動かせるまで回復した。

顔は若干腫れてはいたが、そこまで気にならない程度。





44:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:06:08.73 ID:o9u4DRwm0


向井に回復した旨を告げると、

早速家に来た。しかも彼女連れて。

どうやら彼女に話したら、

お見舞いに行こうってなったらしい。

その時も、向井彼女からの質問攻めをされたのは言うまでもない。





45:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:07:34.41 ID:o9u4DRwm0


向井彼女がおもむろに

「その子は無事に帰れたのかな?」とか言い出した。

実際、俺もそこは気になってはいたが、

男は一人だったし、大丈夫だろうってことで話は終わった。





48:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:08:36.51 ID:o9u4DRwm0


翌日、コンビニに行こうと思ったが、

裏道を通るのに若干の恐怖を覚えている俺は、

5分ぐらいかかるが、大通りを行くことにした。





50:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:09:49.90 ID:o9u4DRwm0


大通りを歩いていると、前方から歩く人影が見えた。

大通りだし、人が多いことは珍しくもないため、

別段気にもしなかった。

散歩中のおばさんだった。





51:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:10:35.45 ID:o9u4DRwm0


コンビニで買い物を終え、

と思っていると、前方に人影が見える。

散歩中のおばさんだった。





53:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:11:31.62 ID:1GUcpS4p0


おばさんだらけだな





54:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:11:35.54 ID:o9u4DRwm0


次の日、海老蔵がやってきた。

海老蔵は泊まる予定で来たとかで、

着替え、その他諸々の準備は完璧だった。

夜、コンビニに行こうと言ってきた。





55:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:12:15.55 ID:o9u4DRwm0


俺は嫌な予感しかしなかったが、

海老蔵はケンカ強いし、いっかって事で、

コンビニに行くことになった。

もちろん大通りから。






56:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:13:11.69 ID:o9u4DRwm0


コンビニで買い物を済ませ、家に帰ろうとすると、

海老蔵「おいw裏道から帰ろうぜwww」

俺「・・・は?」

いやいや、ほんと待ってって感じ。

海老蔵「今日も馬鹿がいるかもなwww」

何期待してんの?てか、馬鹿なの?





57:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:14:04.12 ID:o9u4DRwm0


まぁ、俺の意見は無視して海老蔵は進んでいく。

これだから変態は困る。

公園の前に差し掛かる時に、

海老蔵「しっ!誰かいる!」

はっ!として公園を覗く俺と海老蔵。

そこにはなんと野良猫の姿が・・・

とりあえず野良猫以外に人影もなく、

海老蔵に無言でビンタしたのはいい思い出。





58:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:14:38.62 ID:/futZIM/0


これは期待。





59:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:14:39.28 ID:R4nEX53m0


ここでリオンが前から





60:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:14:55.26 ID:o9u4DRwm0


家に帰り一通りゲームして遊んでたら、

海老蔵「なぁ、もう一回公園行ってみない?w」

俺「もう10時過ぎてるし、DQNだらけだぜ?w」

海老蔵「だから面白いんじゃんww」

やはりこの男、変態である。






61:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:15:56.99 ID:o9u4DRwm0


しかし、海老蔵は一度言ったら実行するまで駄々をこねる性格。

しぶしぶ公園について行くことに。

公園の脇から覗くと4、5人の人影がみえる。

やっぱりDQNだらけや!早く帰らねば!

海老蔵「あの中に>>1をボコった奴いる?w」

不適な笑みを浮かべながらの質問。

俺「えぇと、あ、いるわ。あいつ。」

と、指を指しながら答える。





62:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:16:56.10 ID:o9u4DRwm0


すると何を思ってか、

海老蔵「一人ぐらい相手出来るよねwww」

と言いながら、DQN達に突っ込んでいく。

それをポカンと眺める俺。

海老蔵「お前、俺のダチに手出すとどうなるか思い知れ!」

そう叫びながら、俺をボコしたDQNにドロップキックしてた。

俺は踵を返してダッシュで逃げた。





63:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:17:34.54 ID:RZY7/Kih0


>>62
お前最悪だなw





64:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:18:00.96 ID:kndTlLdm0


逃げるなwww





66:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:18:07.49 ID:QBCSYZch0


面白いな





67:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:18:10.22 ID:o9u4DRwm0


その後、海老蔵は無事俺の家に帰ってきた。

海老蔵にヘッドロックされたのは言うまでもない。

海老蔵は、結局DQNにドロップキックした後、

俺の方を振り向いたら、俺はいない。

他のDQN達はポカンとしている。

変態なりに脳をフル回転させて出した答えが、

逃げなきゃヤバい!だったらしい。

それで慌てて逃げたらしい。

ちなみに俺の家の方に逃げると、

家がバレかねないので、反対に逃げたので遅くなったらしい。





69:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:18:46.08 ID:BoC4zb3C0


そこまで機転きくかよw





70:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:19:04.50 ID:BNZVZ3C90


後先考えずに突っ込んだわりに、

後処理は冷静だな





71:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:19:07.60 ID:o9u4DRwm0


それから何日か経ったある日、

あの事件の事もすっかり忘れようとした夏の終わり。

俺にも春がやってくる。





72:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:19:39.35 ID:RvXghW570


海老蔵は頭いいけど、1はチキンな





73:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:20:04.94 ID:o9u4DRwm0


俺はいつものようにコンビニへ行こうとしていた。

それまで大通りから行くことにしていたが、

時間も夕方6時頃で、外も明るい。

まぁ、心配ないだろうと裏道を行くことにした。





74:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:21:13.81 ID:o9u4DRwm0


裏道を歩いて公園を過ぎた辺りで、

前方から人影がこちらに歩いてくるのが分かった。

まぁ、外は明るいし、普通に女の子って分った。

別に気にせず歩いていたら、

女「あ、あの・・・覚えてますか?」

と、突然話しかけられた。

?て感じで女の子を見ると、

あ!あの時の子だ!ってなった。





75:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:22:04.55 ID:o9u4DRwm0


俺「あ、あの時の。あの後無事に帰れた?」

希「はい。あの時はありがとうございました。」

みたいな、よく覚えてないけど、

そんな会話をしたと思う。

ちなみに、今度お礼したいと思って、

よかったら番号かアドレス教えてもらっていいですか?

とか言われた。





76:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:23:01.86 ID:o9u4DRwm0


それから、毎日ニヤニヤしながらメールしてた。

向井、海老蔵にお前キモ!と何回言われたか。

メール初めて1週間ぐらい経った時、

「夏休みももう終わるねぇ。思い出に残ることしたいねぇ。」

みたいなメール送ったら、

「じゃぁ、二人で思い出作りの旅に行きませんか?(笑)」

っていう返事がきた。





79:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:24:01.50 ID:o9u4DRwm0


俺は最初冗談と思って、

「そうだね(笑)行きたいね^^」

って送ったんだ。

まさか、この時本気で言ってるとは思わず、

その日は雑談して終わった。





80:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:24:04.74 ID:XTdS44U70


なかなかおもしろいじゃないか





84:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:24:52.61 ID:o9u4DRwm0


それから3日ぐらいかな?

いきなり、「旅のプラン出来ました♪」

みたいなメールが来て、

マジか!?ってなったのを覚えている。

計画では、夏休み終わる前日から夏休み最終日の

日付変わるまでって感じだった。





85:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:25:58.97 ID:o9u4DRwm0


俺は、「本気だったんだ!wktkが止まらないぜ!」

てな感じで夜も眠れなかった。

それからは、あ~早く行きたい!

友にも話したら、祝福してくれた。





86:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:26:47.57 ID:o9u4DRwm0


そして、いよいよ決戦の日。

俺はドキドキしながら待っていたんだ。

すると、白のキャミに綺麗な黒髪を結んだ彼女が現れた。

その姿は、俺の心に今でも焼き付いている。

本当に綺麗で、見とれるとはこういうことだろうと思った。





87:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:27:45.05 ID:o9u4DRwm0


それから、一緒に電車に乗って隣の県へ。

いつもなら興味がないものでも、

彼女とだったら数百倍も楽しい。

夜は、何処に泊まるか聞いていなかったので、

聞いてみた。すると、

希「ラブホに泊まるって言ってなかった?」

希「>>1くんが嫌なら他探すけど・・・」

俺「イヤ、ラブホでおkです!!!」





88:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:28:41.74 ID:cFb5PFLlO


二回しか逢ってない女と旅行とかw



一回目絡まれているのを助ける



二回目お礼を兼ねて番号ゲット



三回目旅行www



しね





89:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:28:43.57 ID:o9u4DRwm0


二人で、笑って「じゃぁ、行こっかw」

てな感じで、人生初のラブホへ。

しかも、DTで彼女いない歴=(ryな俺は、

若干ビビってました。

彼女に「よく来るの?」って聞いたら、

「私も初めてだよ///」って言ってくれた。





90:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:29:05.07 ID:CeUeSnMY0


なんだこれ





92:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:29:14.02 ID:XQYXcIaO0


リア充爆発してよ





93:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:29:47.71 ID:o9u4DRwm0


部屋に入り、歩き疲れたねwなんて会話を楽しんだ。

ひとしきり話し終わると、

そろそろ、お風呂入ってくるね///って言われた。

俺は、はいよ^^と言って、テレビをつけた。





96:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:30:56.15 ID:o9u4DRwm0


テレビつけた瞬間流れるアヘ声。

テンパってあたふたしたが、

音量を下げて鑑賞することにした。

まぁ、これも勉強だろwと思いながらみていると、

気づかない間に彼女が後ろに立っていた。





97:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:30:57.16 ID:I7+2PrDa0


俺の中からパンツという概念が消えた





101:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:31:41.13 ID:o9u4DRwm0


俺「うわ!びっくりした!!」

希「・・・俺くんもこういうの見るの?」

なぜか軽蔑した目の彼女。

俺「いや、今テレビつけたら急に流れたんだよ。」

と、何故か冷静な俺がそこにはいた。

希「ふぅん・・・ま、いいや。お風呂、いいよ^^」

優しい彼女に写生するところだったぜw





105:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:32:33.85 ID:o9u4DRwm0


俺も風呂から上がり、

また楽しい会話が始まった。

お互いの趣味とか好きな音楽とか、

メールで知ってたけど、

実際会って聞きたいって時あるよね。





110:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:33:19.57 ID:XQYXcIaO0


釣りじゃなかったらうらやますぎて死ねるレベル





111:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:33:49.99 ID:agwJeHLK0


エロいなら釣りでも構わない。





112:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:33:56.21 ID:o9u4DRwm0


で、雑談も終わり、じゃ、寝よっか。ってなった。

もちろんベットは一つ。

俺「じゃぁ、俺このソファで寝るから。」

俺「疲れただろうし、ベットでゆっくり寝なさい^^」

あぁ、なんて紳士なんだろwとか思っていたら、

希「・・・一緒じゃ嫌?」と、

大きな瞳を潤ませて聞いてくる。





115:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:34:55.91 ID:o9u4DRwm0


俺「い、嫌じゃな、無いけど、いいの?」

って、きょどりながら聞くと、コクっと頷く。

俺「・・・分かった。でも、俺から言いたいことがあるんだ。」

俺「俺と・・・付き合って下さい。」

手は震えて、顔は真っ赤だったと思う。

そしたら、彼女は「はい」と一言だけ言うと、

涙がポロ、ポロっと落ちていた。





117:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:35:30.96 ID:XQYXcIaO0


ワロタワロタ





118:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:35:39.78 ID:o9u4DRwm0


俺は焦って、彼女をギュってしながら、

「どうしたの?何か変なこと言った?」って聞くと、

首を横に振りながら、

「違う・・・ありがとうって思って・・・」

あぁ、これはあれだ、俺もう死んでもいいって思えた。





120:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:36:16.59 ID:o9u4DRwm0


それから、二人でベットに入って結ばれた。

本当に嬉しかった。

俺は一生この子を守ってみせる!

そう誓ったんだ。

それからお互い週末はデート行って、

夜は近所なので夜中まで喋ったりしてた。





123:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:36:59.57 ID:o9u4DRwm0


んで、月日は流れ、俺は卒業。

彼女は後一年高校生活があって、

大学に行くと言っていた。

俺は卒業後は就職して、

もちろんデートや夜のお喋りなどは日課だった。

それでも、結婚の為、少ない給料ながら、

ちょっとずつ貯金していた。





126:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:37:44.58 ID:o9u4DRwm0


本当、楽しかった。

お互い絶対結婚するものだと思っていた。



ある暑い夏の日、

俺達が出会った季節、

向井からの着信が鳴響く。

向井「もしもし、今大丈夫か?」

俺「おう、どうしたwちょうど仕事終わったところだw」

なんてタイミングがいい向井くんでしょうw

向井「>>1の彼女って○○て名字だったよな?」

俺「おうwそうだけど、どうした?」

向井「・・・ニュース見た?」

俺「・・・」





129:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:38:33.79 ID:cFb5PFLlO


関東連合はよこいや





130:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:38:42.12 ID:o9u4DRwm0


この時すごく悪い予感がした。

言葉では表せないほど強烈な嫌な感じ。

体中から汗が噴き出る。

夏の暑さのせいだけではない、

なんともいえない汗が。





134:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:39:37.23 ID:o9u4DRwm0


俺「み、見てないけど、どうした?」

(嘘だよなwなんか違う話だよなw)

向井「お前の彼女・・・事故に合って・・・」

俺「おいwどうしたw冗談でも言っt「冗談じゃねぇよ!」

向井「ごめん。でも、冗談じゃないんだ。」

俺「・・・おい。おい!不謹慎だぞ!!」

(違う、違う、違う、嘘だ、嘘だ、嘘だ)

俺は、電話を切って彼女の親に電話した。

「留守番電話s「ブチ」

もう一回かけてみる。

「留守番電話サービスに・・」





138:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:40:35.74 ID:Dmy/Y3kq0


>>1.....もういいから......もう....見てるこっちが泣けてくるから....





139:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:40:36.62 ID:o9u4DRwm0


俺は無我夢中で車をとばした。

もし、事故などがあれば、連れて行かれる病院は限られてる。

一件目の病院。

俺「○○って方は搬送されてますか?」

受付「いえ、こちらにh

俺「ありがとうございます」





143:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:41:26.08 ID:o9u4DRwm0


そして、次の病院へ向かう。

その間にも、向井からの着信は鳴り続けている。

二件目の病院。

俺「○○って方は搬送されてますか?」

受付「その方なら今あちらn

俺「ありがとうございます。」






145:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:41:40.78 ID:CeUeSnMY0


盛り上がってきました





148:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:42:19.36 ID:o9u4DRwm0


話も途中に、俺は緊急手術室みたいなところに行った。

扉の前では、彼女の母親が椅子に座っていた。

その姿を見た時、

「あぁ、本当だったんだ」

って、何故か冷静な俺がいた。





153:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:43:13.35 ID:o9u4DRwm0


母親は俺の顔を見た瞬間、

「ぅ、ぅ・・・」と泣き崩れた。

俺は言葉が見つからない。

それでも必死で探してでた言葉は

「大丈夫ですよね?」だった。

もう、神様いるならお願いって感じ。

妙に冷静な俺と焦っている俺がいた。

いや、きっと焦ってたんだと思う。





160:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:44:51.08 ID:o9u4DRwm0


病院に着いて1時間ぐらいが経った時、

手術中のランプが消えた。

医者が出てきた。

「大丈夫ですよね?」

医者は「ご家族の方ですか?」と、

質問に質問をしてきやがった。

「いいえ・・・でm「お母様ですか?」

俺の言葉を遮って母親に質問している。

「大丈夫、命に別状はありません。」

それだけ聞かせて欲しかった。





161:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:45:39.18 ID:o9u4DRwm0


医者「お父様はおられないですね?」

母「・・・はい。それで、娘は?」

医者「・・・すいません。お力になれませんでした。」

それから医者は運ばれた時の状況、

どういった手術をしたかなど、

母親に説明していた。





166:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:46:42.69 ID:o9u4DRwm0


俺は隣で泣き崩れていく母親と、

淡々と説明する医者をみながら、

ただ涙を流すことしか出来なかった。

医者が一通り説明し終えると、

「18時47分、心臓停止を確認しました。」

とか、何ふざけた事言ってんの?馬鹿なの?





172:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:47:41.16 ID:o9u4DRwm0


俺は母親と共に彼女の元に行った。

母親は言葉にならない喋り方で、

「希・・・希・・・」

と繰り返すだけだった。

彼女の白い肌は赤く腫れあがり、

綺麗な顔は苦痛に耐えたように崩れている。





177:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:48:39.50 ID:o9u4DRwm0


それから、通夜、葬式と、

淡々と進められていく。

俺は、抜け殻のように放心状態で、

生きているのかさえ分からなくなっていた。





178:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:48:51.28 ID:agwJeHLK0


とりあえず何が最高で何が最悪なんだ?





183:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:49:53.83 ID:o9u4DRwm0


夜も眠れず、酒を飲み、仕事もずっと休んでいた。

向井や海老蔵から着信が何度もあったが、

そんな気分にはなれず、電源は切った。

葬式が終わった2日後、向井が家に来た。

向井「おい!何やってんだよ!しっかりしろ!」

この時俺は死人の様な顔をしていただろう。

向井「全然、電話も出ないし、死んだかと思って焦ったよ!」

俺「・・・そうか、死んだら会える!」

本当にその時は思った。





193:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:52:52.53 ID:o9u4DRwm0


向井「!!馬鹿野郎!!」

向井は俺を思いっきり殴った。

痛みなんか感じない。

向井はまた俺を殴った。泣きながら。

俺は痛みは感じなかった。だけど、

堰をきったかのように涙が溢れだす。

向井「・・・お前が死んだら、彼女悲しむぞ。」

向井「きっと、まだ来て欲しくないはずだ。」

向井「あんなにお前の事思ってくれてた子が今のお前見たら悲しむぞ。」

向井はありったけの優しさを俺にくれた。





199:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:53:43.22 ID:agwJeHLK0


いきなり向井活躍してきたな。





203: 忍法帖【Lv=9,xxxP】 :2012/01/27(金) 16:54:48.42 ID:csHGp/9o0


向井になら抱かれてもいい(棒読み)





208:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 16:56:25.73 ID:o9u4DRwm0


向井「海老蔵も心配してる。連絡ぐらいしてやれよ。」

そう言うと、「また明日来るわ。」

と言って帰って行った。

向井に言われた通り、連絡してみようと思った。

携帯の電源を入れると、メールが大量に届いた。

「大丈夫か?」「連絡くれ!」とか、

俺の身を案じてる内容だらけ。

この時本当にいい友達に出会えたって思った。





229:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 17:02:35.11 ID:hXAKSjWY0



すばらくすると四つ角についた

あれ?

こんな時間になんでこんなにたくさんの人影が

2~30人はいる

散歩中のおばさんだった。





230:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 17:02:59.13 ID:o9u4DRwm0


次の日、会社に電話して謝った。

ついでに一週間ほど休みをもらいたい旨を告げた。

社長は最初怒っていたが、

俺の変な雰囲気のせいで、何があった?と優しく聞かれた。

社長「お前が無断欠勤したから、本当はクビにするつもりだった。」

社長「しかし、こうして電話もしてくれたし、>>1の様子もおかしい。」

社長「無理にとは言わないが、話してくれないか?」

俺はこの出来事を話した。何故か話してる途中から涙が溢れてきた。

多分、上手く伝えれなかったと思う。





236:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 17:04:44.17 ID:o9u4DRwm0


社長「・・・分かった。しかし>>1よく聞け」

社長「お前はもう社会人なんだ。」

社長「だったら連絡の一本でもいれなきゃダメだ」

社長「そんな状況のお前を無理矢理でも出勤させると思うか?」

社長「お前も悲しいのは分かる。だが、お前にも人の繋がりはある。」

社長「連絡が来ない側は、何があったか心配になるだろう。」

社長「忘れないでほしいのは、お前は俺にとっても家族にとっても大事な存在なんだ。」





238:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 17:05:34.70 ID:o9u4DRwm0


社長の話が終わるころには、涙出すぎて脱水症状になるかと思った。

その後、「一週間じゃなく一カ月休め。だが、その間にケジメつけろ。」

と言われた。お前が来なくて、社内の雰囲気が暗いよw

と最後に言われて電話を切った。

社長にはそれからずっとお世話になりっぱなし。





242:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 17:06:53.58 ID:o9u4DRwm0


その日、向井と海老蔵が家に来た。

前の日の向井、そして、社長と話して若干の余裕が出てた。

3人で何を話すでもないが、

何故か3人には全て分かってるような感じだった。

俺「俺はもう大丈夫だから。また連絡するよ。」

向井「分かった。何かあったら連絡ぐらいしろよ。」

海老蔵「本当お前は、昔から一人で抱え込むからなw」

そう言って友は帰っていった。

俺も心を入れ替えなきゃな!って思った。





247:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 17:08:28.36 ID:o9u4DRwm0


まず、最初に初めてデートしたところを巡った。

車はあったが、その頃と同じように電車で。

一人で行ってても、彼女が隣にいてくれてると思った。

一人でレストランで飯食ってたら、

周りはカップルだらけだったので、気まずかった。

そして夜はラブホへ。

だが、一人じゃダメらしい。

しょうがなく近くのビジネスホテルへ。





272:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 17:14:23.42 ID:o9u4DRwm0


二日目も色々巡った。

そして、地元に帰って駅の前に立った。

夜だったが、白い服を着た女性がこっちに来るのが分かった。

俺は何となく見ていた。

女性が近くまで来た時、

あの時の希の姿が見えた。

白いキャミの希。ニコっと笑ってこっちを見てる。

俺は涙がまた流れてきた。



散歩中のおばさんだった





275:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 17:15:04.01 ID:WBWaqSWi0


>>272
wwww





279:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 17:15:35.06 ID:hXAKSjWY0


>>272
wwwwwwwwwwwwwwwwww






293:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 17:21:45.94 ID:o9u4DRwm0


結論は貯金してた金で指輪買って、

それを墓に置いたら、「ありがとう」って聞こえた気がした。

そんで、今は別の嫁と今お腹にいる子が女の子なんで、

嫁が女の子の名前を希にするって言ったんだよ。

俺は、希のおかげで色んな人達の温もりもらえて最高だって話。



散歩中のおばさんだった。





297:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 17:23:39.81 ID:hXAKSjWY0


散歩中のおばさんだけど

感動した!!





311:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 17:36:28.18 ID:HglEAIIC0


散歩に行ってくる

おばちゃんに会ってくる!



>>1ありがとー

久しぶりに笑わしてもらったわ





332:名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 20:43:02.10 ID:cFb5PFLli


あーぁ美人さん降ってこないかな







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